ホームページへたどり着くまでの方法
Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンでキーワードを打ち込むとそのキーワードにマッチしたページの一覧が検索結果として表示されますね。
この時、あなたは上位何番目のページまで見ますか?せいぜい1ページ、ことによると上位3つくらいという方もいらっしゃるでしょう。
せっかく作ったホームページが検索結果を何ページめくっていっても表示されないようでは作った意味も半減、あるいはそれ以下、もっといえば無意味、ですよね。
現在、ホームページアドレスを手入力してアクセスする確率はどんどん下がっています。
何らかのリンク(たとえばリンク集ページや、何らかのテーマに特化していろいろなホームページを紹介するポータルサイトなど)からたどられてくるケースもありますが、やはり最も多いのは検索結果からの訪問です。
このことからもわかるように、検索エンジンで上位表示されることはホームページを作る上で外せないポイントです。どんなにかっこいいホームページを作っても、多くの人に見てもらえなくては意味がありません。
検索エンジンはサイトを巡回し、評価している
検索結果は各検索エンジンがホームページを巡回し、それぞれのページを採点していきます。そしてその採点結果の高いものから順に検索結果として表示されていきます。このページを採点するシステムには検索エンジンごとに採点基準があります。そしてその採点基準は公開されていません。また、一つの検索エンジンの中でもその基準は日々変化しています。
無視できない、「検索エンジン最適化対策」とは
検索結果に上位表示されるように、さまざまな手法を駆使します。これを検索エンジン最適化(SEO、SeachEnginOptimization)といいます。
前述の通り、検索エンジンがページを評価する採点基準は公開されていません。従って、統計学的な仮説や実験的な施策から導き出される仮説が、対策方法として語られていますが、あくまでも仮説であり完全ではありません。
また、この採点基準は一定のものではなく、定期的に変動します。また、時々非常に大きな変動もあり、こういった大きな変動については「パンダ」「ペンギン」「ハミングバード」などの名前がつけられていることもあります。
しかし、採点基準が公開されていない以上、拠り所は前述してきた仮説しかありません。その仮説に基づいて様々な仕掛けをサイトの内外で施すわけですが、施策の内容によっては検索エンジンを欺く行為だと受け取られる場合もあるのです。
検索エンジンが与えるペナルティとは
現時点の仮説の中で検索結果上位表示のために有効とされている手段があったとしても、それが明日からはマイナス評価を招く手法として扱われる可能性も少なくありません。
先ほどから申し上げている通り、検索エンジン最適化対策とは多くの場合において、検索エンジンがページを評価する採点基準を分析して仮説を立て、その仮説を元にサイトの内外で仕掛けを作ります。しかしその施策の大部分は作為的であるといわざるを得ません。そして検索エンジン側も検索エンジンを欺くような行為に対して厳しくペナルティを与えます。突然検索順位が大幅に落ちたとか、何ページ見ても検索結果に反映されなくなったなどの状況はおそらくペナルティを受けた証拠でしょう。
絶対にペナルティを受けないSEO対策とは
ペナルティを意識しながらギリギリの線で施策を行うことも一つです。
しかし、あえて危険を冒さなくとも、絶対にペナルティを受けない、なおかつSEO対策として有効な方法がいくつかあります。
この方法が正しいと思われるかどうかはご判断にお任せします。
検索エンジンとは、本来情報を求めている人にズレなく求めている通りの情報を提供するためのサービスです。
つまり、情報を求めている人に有意義な情報をたくさん提供しているサイトは良いサイトであると判断される、ということです。その情報も、発信者の得を求めてPRするようなものではなく、閲覧者にとってどれだけ有益であるか、という意味での精度の高さが「質」として評価されるのです。
有益、精度が高い、ということは、その情報の鮮度や正確性も関係してきます。従って、目標とするキーワードに対してコツコツと有益情報を積み重ねるように発信し続けること、常に新しい情報が供給される状態であることが大切です。これは一時の集中作業では成し得ません。